若冲のるつぼ ~錦市場 その6~

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江戸時代中期の奇想の画家、伊藤若冲は錦市場の青物市場に生れた。

 

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様々な食材のるつぼである都の市場で

集まった素材を徹底的に観察して

るつぼのような絵を描き続けた若冲。

 

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没後200年を過ぎて、彼は錦のアイドルとなり、

市場には多くの絵が掲げられている。

 

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★錦市場シリーズ 全7話

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食べ歩きのるつぼ ~錦市場 その5~

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食べ歩きといっても錦市場では、

もみくちゃの人の波から無理矢理離脱して、

ほっと一息つく感じです。

種類は豊富で、そのために店頭に人が滞留して

混雑がさらに混沌とします。

 

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練りものやコロッケ、だんごやせんべいくらいは普通なのですが

タコやウナギやどじょう、鮎の塩焼きやすずめの焼き鳥まであります。

 

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コロッケや練りものを食べるのは日本人で、

鮎やすずめを食べるのは

ディープな日本を見つけたい外交人観光客。

 


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食材のるつぼ ~錦市場 その3~

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錦市場にはいろいろな食材がありますが

水産物と青物、それから乾物が豊富です。

水産物は海の物の他にびわ湖の魚貝が多く並ぶのが特徴。

 

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その場で食べられる<EAT NOW SASHIMI OK!!>もあります。

 

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京野菜もいろいろ取り揃えられています。

 

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京野菜といっても、もちろん必ずしも京都産とは限りませんが、

こういうものは土地との結びつきや季節を強く感じさせます。

京の都の周辺には実りゆたかな地域がひろがっています。

 

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たまごもおいしそうです。

1個50円!

実は錦市場の物価は安くはありません。

 

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お茶や乾物、和風の香辛料も市場の有力商品。

様々な食材が混じり合った市場の中は

七味唐辛子のように刺激的で風味豊かです。

 

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漬物のるつぼ ~錦市場 その2~

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もしかしたら京都では、野菜といわれるものは

片っ端から漬物にされているのではないかと思う。

 

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種類が豊富で色とりどりで見ていて楽しい。

そして何かなつかしい感じがします。

ソウルフードなのかもしれません。

 

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その中でもやはり目立つのはこのしば漬けの色。

「はんなり」から上品さを引いた庶民的な色なのかな。

 

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野菜を保存食にしながら、さまざまなアクセントをつけて

バリエーションを増やしていきます。

 

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京都ですが奈良漬けもあります。

ここで見る奈良漬けは

京漬物が様々なバリエーションに発展していく以前の

ルーツ的存在のようにも見えます。

 

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人種のるつぼ ~錦市場 その1~

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京の台所、錦市場はいろいろなもののるつぼです。

まず外国人観光客のるつぼ。

 

英語や中国語、スペイン語やフランス語や

ドイツ語かそれに似た東欧っぽい言葉。

インドネシア語やタイ語らしき響きなど

さまざまなことばで満ちていて、

そららの国々の人たちのなかでもみくちゃになります。

 

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日本文化の中心の京都のど真ん中にいて、

日本人が少数民族であることを知ります。

 

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外国人観光客であふれるねぎ焼き屋は、

パリのカフェにでもなったかのようです。

 

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桜の独白 ~草津川跡地公園 夜桜~

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草津川跡地公園では、満開の桜が夜空を覆わんばかりに咲いていました。

騒々しいような艶めかしいような狂おうしいような複雑な雰囲気です。

 

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その姿をじっと見ていると桜の声が聞こえてきそうな気がします。

実力派舞台女優が真っ暗な会場を魅了する圧巻の独白。

 

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可憐なのに妖艶で健気なのに怨念に満ちているような、

妖精のような悪魔のような、悪夢のような天上の調べのような、

矛盾する絢爛さです。

 

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そんな夜桜の舞台背景は、はるかな月がひとつです。

 

 

 

川底の使い方 ~草津川跡地公園 de愛ひろば~

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平地よりも川底が高い「天井川」として有名だった旧草津川。

以前は国道1号やJR東海道本線が川の下をくぐるという場所でしたが、

今は治水のために新しい川が作られ廃川となりました。

その跡地が公園として整備中で、一部が今月(2017年4月)

オープンしました。

川の跡なのでものすごく細長い公園になりますが、

とてもきれいに整備されています。

 

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ただ、人口の多い町の中心部に近いあたりはいいとして

下流の方では利用する人が少ないかもしれないのが気がかりです。

利用されないと荒れていくし、税金も無駄になりますからね。

 

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『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 M.ウェーバー 著 中山元 訳 2010年刊 日経BPクラシックス

プリント

 

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(中山訳)4

 

『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
M.ウェーバー 著 中山元 訳
2010年刊 日経BPクラシックス

 

新訳で読みやすくなった『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』。
100年以上前の社会学の本なので、現在とは感覚の違いも感じますが、
今でも(翻訳で読んでも)堂々とした印象を受ける名著です。
キリスト教文化圏にいない者にとっては、
細かい宗派の違いなどはわかりにくいですが、
それでも<宗教>から<産業>への大きな流れには深く納得させられます。
<呪術からの解放>から<鋼鉄の檻>への展開はドラマチックで、
この本自体が神話化する理由でしょう

 

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(中山訳)3 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神11 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神10

 

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鳩のいる河畔にて ~瀬田川 桜~

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瀬田川の桜もそろそろ満開が近づいていますが、

天候はいまひとつ冴えません。

 

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それでも雨に洗われた花々は透き通るようにきれいです。

 

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蕾の先の水滴は桜の雫といった感じです。

 

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「梅に鶯」といいますが、桜の咲く瀬田の河畔には

太り気味の鳩しかいません。

 

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鳩にはあまり季節感がありませんが

愛嬌はあります。