毎年恒例の全通・JGCグループの新作展示会です。
多くの楽しい新製品多数。
今年は総合カタログの冒頭でも特集された
障がい者施設で作られた製品も集められていました。
白血病で亡くなった本田美奈子さんのメモリアルコンサート
LIVE FOR LIFE 音楽彩2017に協賛企業として参加させていただきました。
難病に苦しむ方々への支援などを目的としたコンサートです。
場所は東京日本橋、COREDO室町の三井ホール。
本田美奈子さんと親しくされていた同世代の歌手の方々など
20組ほどがボランティアで熱唱されました。
松本伊代、早見優、中村あゆみ、華原朋美、工藤夕貴、
加えて坂本冬美、宮沢和史、JKim、柴田智子など。
冒頭の挨拶は、今年81歳!になる作詞家の湯川れい子。
・・・その年齢としてはかなりしっかりされてました。
そして坂本冬美は松本伊代より若い!!
坂本冬美のデビューは87年で、松本伊代のデビューは81年。
テレビで歌う松本伊代に、中学生の坂本冬美は憧れていたらしいです。
そして<私の方が歌が上手い>と確信していたことでしょう。
松本伊代は16歳でデビューして、36年間ずっと未成熟なままで、
坂本冬美は20歳でデビューして、最初から成熟していました。
成熟したらアイドルではなくなるし、
成熟していなければ演歌歌手にはなれない、ということでしょう。
アイドルはファンの声援がなければステージが成立しないのに対し、
完成された歌手はステージの上で一人で輝きます。
中にはこんな熱心なファンの方々も・・・
ジェージーシー滋賀としては、
「ギフトで社会貢献」というテーマを掲げさせていただきました。
終演時間が1時間も伸びる盛り上がったステージでした。
国会で障がい者施設の製品を販売されている砂長美んさんに、
インタビューをさせていただきました。
国会での販売の経緯など、お聞きした話をまとめ
来年度のJGCグループのカタログに掲載させていただく予定です。
砂長さんは先日本の出版もされていて、
この時は参議院議員の山本先生などにもご挨拶されていました。
障がいのある方々の施設で作られた製品だけを集めて作った
選べるカタログギフト「Able(エイブル)」の
広報活動を進めています。
滋賀と京都を中心に
新聞社様やテレビ局様などに
プレスリリースを送らせていただいています。
キャッチフレーズは
「関西厳選15品 ギフトで広がる社会の輪」
です。
甲賀市のやまなみ工房さんを舞台に
NHK Eテレで制作・放送され
昨年大きな反響を呼んだ
主演の横田美紀さんが演技の枠を超えて
「やまなみ工房」のみなさんに反応されている姿が
感動的な作品です。
今回は主演の横田美紀さんなどを招いて
甲賀市でイベントが行われます。
タイトルは ~ワンダーランドへの招待~
日時:2017年3月4日(土) 14:00~16:30(開場13:00)
場所:甲賀市あいこうか市民ホール
14:00~14:40 ドラマ「アタシ イン ワンダーランド」上映
14:45~15:45 スペシャルトークショー
(横田美紀 はるな愛 福岡利武 村上文香)
13:00~16:30 やまなみ工房作品展
このイベントは滋賀県の
平成28年度アール・ブリュットの魅力を伝える
トークイベント事業の一環として開催されます。
現在開催されている(2016.12.1~12.11)
「障害者の社会参加を支援する企業展示会」において
出展者を対象としたワークショップが開催されました。
前半は障がい者の雇用支援をされている
株式会社エンカレッジの窪代表による講演。
後半はその講演を踏まえてのグループ討議でした。
「発達障がい」というのは定義するのが難しいものです。
身体障がいのようにストレートに障がいが目に映らないので、
目の前に障がい者本人がいても理解がしにくいものです。
理解されにくいので何となく周囲から浮いてしまって、
職場などに居づらくなります。
逆にその特性さえ周囲に理解してもらえれば
仕事をするのに支障がなくなります。
この場合「障がい」とは<無理解>の裏返しでしかありません。
実際「発達障がい」であることを理解してもらった場合の
職場での定着率は90%近いとのデータもあります。
(理解がない場合は、ほぼ確実に仕事が続きません)
もちろん、障がいとは別の個人の適応というのもありますから
障がいに関する理解があるからといって
仕事がすべてうまくいくというわけではありませんが、
様々な障がいに関する幅広い理解は
社会を円滑に動かすために必要なものです。
いわゆる「障害者」でなくても
働く上で大きなハンデがある人は極めて多いものです。
代表的なのは子育てや介護のある人たちで、
その人たちは時間的な制約は大きいし
突然休まなければならないことも多いです。
それが仕事を続けていく上で
「障害者」の「障がい」よりも障害になることも
あります。
ですから、「障害者」を特殊化するのではなく
社会にある様々な「障害」の
それぞれの局面として
普遍的に理解し直すことが
「障害者」であるかどうかに関わらず
社会全体を働きやすい環境に変えていく
第一歩になるのではないかとも思います。
「発達障がい」に関して言えば
働く上で障害となるのは
コミュニケーションに関する事が多いと言われます。
しかし、コミュニケーションが障害になるのは
障がいのあるなしに関わらず
社会一般、人間一般の常です。
ですから考えるべきなのは
障害の特殊性ではなく
障がい者も外国人も高齢者も含めた
ひとつの社会を貫く
ユニバーサル・コミュニケーションの在り方を考え
その考えを更新していくことでしょう。
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12/1(木)~12/11(日)まで
梅田のスカイビル40Fの
空中庭園展望台ギャラリーという
ものすごく景色のいいところで開催中の
「障害者の社会参加を支援する企業展示会」に
JGCグループのフジキコーポレーションさんといっしょに
出展させていただいています。
関西を代表する大手企業さんや
歴史ある社会福祉法人さんたちの活動紹介の末席で
わずかばかりの展示をさせていただいています。
同じ場所で障がい者アートの展示会である
「コラボ・アート21」も開催されていて
400点以上の応募作の中からの
入選作品が展示されています。
今世紀のはじまりとともにスタートした「コラボ・アート21」
今年で16回目です。
展示会初日の夕方から行われた出展者交流会では
企業の壁を越えて
親しく有益な情報交換をさせていただきました。
みなさん ありがとうございました。
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