ぶらり嵐山さんのお向かいの天龍寺さんです。
どこでも適当にシャッターを押すたでけで、
それなりに絵になるThe Japanな写真が撮れてしまうという
観光客に人気のお寺です。
だからいつも世界中からの観光客でごったがえしていて、
お寺を観光しているのか観光客を観光しているのか
わからなくなるくらいです。
そんな天龍寺さんでわけがわからなくなりながら
観光客の様子を比較をしてみて
わかったことがいくつかあります。
1.世界中のおばちゃんたちは、
カメラとスマホを区別しない。
それに比べて、世界中のおじさんたちは、
みんな大きなNikonを愛している。
若者たちには、手軽で質の高いミラーレスが人気。
2.アジアの若い女性たちは、
みんながアイドルになりきって写真を撮りあっている。
観光地の看板の前でVサインの写真を撮るのではなく、
さりげなく背景に建物の一部を入れながら
動きのある見返り美人を撮る、というような感じである。
もちろんファッションも撮影会風にキメている。
そしてその写真はすぐにSNSにアップされて、
地元の若者たちの話題なり、憧れになるのだろう。
3.アジアの中でもイスラム系の国では男性優位が明確。
観光していても物事は成人男性が集まって決め、
女性は口出しせず控えめにそれに従うのがたしなみ。
まあ、これは日本でもヨーロッパでもアメリカでも
あるようなことだけれど、
イスラム系の国では男女の線引きがハッキリしている。
それはその社会の枠組みが強固に固定的なことの
表れであるように思える。
それは性別に限らず、地位や職業など
文化の不文律として幅広く奥深く
社会に根を張っているものである。
4.そしてそんな文化の違いも年代の違いも懐深く受け入れて
京都は世界に人気である。