社会福祉法人 青葉仁会 法人本部 さん

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奈良市の青葉仁会さん訪問シリーズ。

今回は杣ノ川町の青葉仁会本部さんです。

 

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青葉仁会さんの本部の前にはブルーベリーやお茶の畑があります。

その畑はこの施設のメンバーの手で耕され収穫され

加工されて販売されます。

青葉仁会さんの農業は6次産業化されていて

さらに観光や教育も視野に入っています。

 

この場所を上空から見ると

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こんな感じで、かなり立派です。

利用者さん100名以上の大所帯

おそらく杣ノ川やその周辺の地域で

最も人口密度の高い場所でしょう。

 

もう少し上空から見ると

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周囲にはゴルフ場以外の目立ったものはありません。

逆に言えば周囲はゴルフ場だらけです。

 

さらに上空から見ると

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やはり完璧な山の中です。

ここは奈良と三重と京都が接する場所、

逆に言えばそのどこでもない辺境です。

 

でもそのどこでもない辺境は

どこにでも行ける自由な出発点でもあります。

その場所が青葉仁会さんの事業の起点、

AO-HANI Way の始まるところです。

 

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その出発点から杣ノ川と水間の国道沿い、

さらには日笠まで

青葉仁会さんの施設はいくつも展開され

誰にも注目されなかった辺鄙な場所は

今では「青葉仁街道」とまで呼ばれるようになっています。

(まあ、ダジャレのようなものですが・・・)

 

そしてそれらの施設が有機的に連携しあう姿には

かつての「茗荷村」の理想が受け継がれているようにも思えます。

 

茗荷村見聞記

 

 

 

青葉仁会さんには価値を引き出す不思議な力があります。

 

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人影が消えた建物に賑わいを取り戻す力。

担い手のなくなった畑を再び実らせる力。

障がい者雇用によって人間の能力を引き出す力。

 

たゆまぬ努力とやり抜く気力

お化けに負けない霊力と

偶然を味方に変える腕力

 

そしてそれらを束ねて

先を見通しながら

次々と新たな道を切り開いていく。

 

まさにアオハニ・マジックと呼びたいような力です。

 

 

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(そう、千里を駆けるAO-HANI wayも、まずはくつをなおすところから…)

 

 


 

 

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青葉仁会さんに関する記事の一覧はこちら

 

 

プリント

 

日笠ワークス(社会福祉法人青葉仁会)さん

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奈良市の青葉仁会さん訪問シリーズ。

今回は日笠町の日笠ワークスさんです。

 

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日笠ワークスさんでは主に手漉き和紙製品の製造をされています。

和紙製品の製造は、原料を大きな釜で煮ることからはじまり

それをほぐして漉いて乾かし、さらに加工することで仕上がります。

 

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日笠ワークスさんの強みは紙漉きの後の製品化にあります。

和紙の丈夫さを活かして

それをペンケースやバッグなどのオリジナリティのある

製品にまで仕上げておられます。

このアイデアと能力は青葉仁グループさんならではの

施設同士の相乗効果によるものでしょう。

 

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日笠ワークスさんは、現在2階部分に喫茶部門を建設中ですが

これもグループ内で先行するデリカテッセンSolaさんやクラムボンさんの

事例があってこそできる投資でしょう。

 

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助け合って認め合って

そこにまたみんなの活躍する場が広がっていきます。

それが奈良を東から西へ

杣の山の中から帝塚山の学園前へ

貫いてゆくAO-HANI Wayなのでしょう。

 

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青葉仁会さんに関する記事の一覧はこちら

 

 

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クラムボン(社会福祉法人青葉仁会)さん 後編

プリント

 

奈良市の青葉仁会さん訪問シリーズ。

今回は三碓町のポラーノ広場クラムボンさんの後編です。

(正確には就労継続B型事業所シグナレスさんというべきかもしれませんが)

 

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クランボンのおいしさの秘密。

それはこの「ボンガード オメガ2」。

バゲットを焼くなら本場フランス製のこの窯が一番!

らしい。

 

 

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こちらは愛工舎の自然発酵種発酵機「ルパン」

「本格派ベーカリー・工場が求める奥深い味わいはこの一台から…。」

らしい。

 

秘密の内容はよくわからないけれど

パン作りもなかなかたいへんそうです。

 

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もちろん原料も厳選されたものを使い

衛生面にもぬかりなく

 

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何より手間暇を惜しまない。

 

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強力な設備にサポートされた

この手間暇がメンバーの成長の糧であり

おいしさの最大の秘密なのでしょう。

 

青葉仁会さんには設備をしっかり使い切る伝統もあります。

 

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水間の施設で使われていたこのアイルランド製のオーブンは

中の鉄が変形してしまうまで毎日使い続けられ

数多の青葉仁ファンを作った鉄の礎です。

 

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おんぼろになったほんもののの記念碑。

 

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錆びたオーブンからオメガ2への歩み

これもまた貫かれた一本の AO-HANI Way といえるものでしょう。

 

 

 


 

 

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青葉仁会さんに関する記事の一覧はこちら

 

プリント

 

クラムボン(社会福祉法人青葉仁会)さん 前編

プリント

 

奈良市の青葉仁会さん訪問シリーズ。

今回は三碓町のポラーノ広場クラムボンさんの前編です。

 

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クラムボンさんはパンや焼き菓子を製造する工房とレストランです。

場所は阪奈道路沿いの奈良市内から生駒に抜けるあたりの好立地。

 

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建物はバブルの頃に建てられた私設の映画館!の居ぬき(?)で

かなり豪勢なつくりになっています。

 

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建てられてほとんど使われないまま長年放置されて

半分自然に還りかけていたものを再生されたとのことで、

幽霊屋敷をこちらの世界に呼び戻すにはかなりの

かなりの度胸と努力と霊力と資金力が必要だったとのことです。

 

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しっかりとした設備で作られる

焼き立てパンメニューはこのお店の看板。

 

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一番人気は自慢の焼き立てバケットで作るフレンチトースト

 

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パン売り場にも様々な種類が並んでいます。

どれもおいしそうで目移りします。

 

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森と緑とバブルとパンの素敵なお店です。

 

 

 

 


 

 

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青葉仁会さんに関する記事の一覧はこちら

 

 

プリント

 

きずなかふぇ(一般社団法人 障害者雇用促進センター)さん

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奈良市の KIZUNA Cafe きずなかふぇ さんを訪問させていただきました。

 

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きずなかふぇさんは奈良県の障害者雇用促進センターが運営されている

カフェとアンテナショップです。

奈良県の障がいのある人たちの施設で作られた製品の販売をされています。

 

場所は近鉄奈良駅近くの繁華な商店街の中で

奈良県の女性センターの1階です。

お隣は国の重要文化財に指定されている

和風の教会があります。

 

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この場所は奈良県の障害者教育発祥の地とされる

「私立 奈良盲唖院」の開かれた場所でもあります。

 

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定番のクッキーや布製品の他に土鈴やカレー、石鹸などがありました。

鹿のモーチーフの皮のコースターもユニークです。

 

 

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もちろん商店街のアーケードにも鹿が掲げられています

 

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月下のディナー ~奈良公園~

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秋の夜の奈良公園には

悲しげで甲高い鹿の鳴く声がよく響いている。

この時期は発情期の雄がよく鳴くらしい。

 

秋には鹿たちも食欲が旺盛で

美しい月夜にもみんなで一斉に草を食んでいる。

 

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よく食べる

 

 

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懸命に食べる

 

 

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食卓も食べる

 

 

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自分自身も食べる

 

 

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みんなで食べて騒いで疲れて眠る。。。

これは鹿たちの秋祭りなのだろうか

 

 

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明日は人間たちの祭りだ。

 

祭りの後の鹿たちは

ちょっと寂しく

おとなしくしていなければいけないようだ

 

子どもたちの夜 ~猿沢池園地周辺~

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奈良公園と繁華街をつなぐ猿沢池の周辺には

昔ながらの小さなおみやげ物屋さんが並ぶ。

夜になると、そのあたりはお買い物をする

修学旅行の子どもたちで大賑わいである。

みんな興味津々で大騒ぎで

とても楽しそうで

ちょっと不思議な光景である。

 

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夜でさえこの混乱ぶりなので

人通りの多い昼間にこれだけの人数の子どもたちが

一斉に買い物をするのは到底無理だろう。

 

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おまけに

奈良公園に近いこの通りには

昼も夜も鹿が出没するので

さらに混乱する。

 

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鹿、修学旅行、外国人観光客、自動車、着物の人に

人力車まで交じってとても活気のある場所である。

 

 

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「澄まず、濁らず、出ず、入らず」の猿沢池は、

そんな活気のある子どもたちや鹿たちの風景を

1200年以上も静かに映している。

 

 

 

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そしてカラフルな鹿たちは

愛らしく静かに

洗濯ばさみで吊るされている。

 

 

びわ湖の鏡 ~ピアザ淡海~

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大津市の滋賀県民交流センター「ピアザ淡海」で開かれた

安全運転管理者講習会に行ってきました。

 

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ピアザ淡海はびわ湖岸の景色のいい一等地にある建物で

会議や研修会、コンサートやブライダルなど多目的に使える施設です。

パスポートセンターもこの施設の中にあります。

 

この建物のガラスの壁面に映る風景はとても美しいものです。

施設も充実していますが何よりローケーションが素晴らしい。

前の湖岸は広い公園として整備されていて

周辺にはリゾートホテルやオペラハウス、百貨店などが並んでいます。

観光船の港もすぐ近くです。

 

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(安全運転管理は法定講習なので毎年長蛇の列で満員御礼です)

—8時間のこのイベントのチケット(講習手数料)は4500円—

 

 

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びわ湖の上なんて何もないのですが

空を映し、風が流れ、さざ波が立って、

ただそれだけの絶景です。

 

「毎年死傷者何千人」という

安全運転管理者講習会でのお話は

この人間のいない広大な水の鏡には映りません。

 

 

 

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背景に写っているのは

お隣の滋賀県立芸術劇場「びわ湖ホール」。

たまにはこちらのホールで講習会をしてもらえるとうれしい。

 

世界にも誇れるオペラ劇場の

最高の音響で聴けば

交通安全ビデオ「危険!自動車運転中のスマホ」にも

感動のスタンディングオベーションがあるかも・・・

 

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日独 障がいのあるアーティストたちの交流展

プリント

 

大津市のピアザ淡海で行われている

「日独 障がいのあるアーティストたちの交流展」に行ってきました。

 

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滋賀県大津市の姉妹都市であるドイツのヴュルツブルグ市との

文化交流の一環として行われている展示会で

県内3か所を巡回します。

ピアザ淡海の会場ではコンサートやお茶席もあります。

 

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陶芸や絵画、染色や書など滋賀を代表するレベルの高いものでした。

 

会場で作家の方のおばあちゃん(93歳!)とお話させていただきました。

孫がダウン症であることを知ったときは毎日泣き暮らしていたけれど、

今はその子の成長が日々の生きがいになっている、とのことでした。

障がいのあるなしにかかわらず

人は支えあって生きていくものだと、

おばあちゃんの長い長い人生に教えていただいた感じです。

 

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プリント

 

 

『供犠』M・モース/H・ユベール 著 小関藤一郎 訳

プリント

 

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『供犠』M・モース/H・ユベール 著 小関藤一郎 訳
1993年刊 法政大学出版局
原題は Essai sur la nature et la function du sacrifice
1889年刊行

 

「宗教的観念は、信じられているが故に存在する。 しかも、
それは社会的事実のように、客観的に存在するのである」 モースはそう考える。

モノの積み上げではなく、観念の体系こそが
われわれにとって世界そのものなのだ、ということだろうか。
<贈与>という行為の体系が「全体的社会的事象」であるように。

 

「供犠とは、犠牲の聖化により、これを行う道徳的人格、または、
この人格が関心をもつある種の対象の状態を変化せしめる宗教的行為である」
では、なぜ犠牲が必要なのか?
それは 「人間と神は媒介なしに接触することはない」からであり
犠牲の媒介によって 「人間と神の血の交換による生命の融合」するからである
では、なぜ媒介が必要なのか?
それは、聖なるものと俗なるものとその媒介が 同時に一挙に観念されたから…
そしてその瞬間から、それらは客観的事実として存在するのである。
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