それぞれの物語 ~2017 びわ湖大花火大会~

tayoribana1

 

びわこ花火大会

 

たった1時間のイベントのために、

毎年8月8日のタコの日の夜に

大津市の全人口に匹敵する35万人の人出がある

関西屈指の夏のイベント<びわ湖大花火大会>。

 

当日は通行止めとか一方通行とか場所取りとか

渋滞とか行列とか増発とかたいへんな状態ですが、

それでも毎年大きな混乱もなく

(もちろんマナー違反も一定割合で発生しますが・・・)

整然と混雑し続けています。

きっと渋滞も行列も

大きなイベントの雰囲気づくりの一部なのでしょう。

 

本来は低い位置で次々と開いて、

それが水上に映る

豪華で豪快ななスターマインが見ものなのですが、

それを見るには10万人くらいの人波をかき分けて前に進むか、

台風の中、徹夜で場所取りをするか、

1か月前に3900円を払って予約席を買うか、

を選択しなければなりません。

あまり近いと火花が降って来るかもしれません。

決断力と行動力と勇気と忍耐が必要です。

そんな試練の数々も

人生を豊かにする個人やファミリーや友人たちの

大切なライフイベントになるのでしょう。

 

地域イベントと個人イベントが重なって、

それぞれの物語が形作られます。

 

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ちなみに今回の有料観覧席の数は27000席。

全部埋まればそれだけで1億円の収入なります。

開催費用が1億2千万円くらいですから

補助金・協賛金等々を入れると

ちゃんと黒字でしょう。

収支計算の物語もしっかり形作られています。

 

びわこ花火大会5

 

冒頭の写真は対岸の、直線で5kmくらい離れた場所からの撮影。

イベント後半の花火の画像を数枚重ねたものです。

 

 

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