伊丹スカイパークは伊丹空港の滑走路に隣接する幅80m、長さ1.2kmのとても細長い階段状の公園です。
空港の騒音対策のために作られた施設なので、滑走路に合わせて細長くなっています。
この公園は完成するまでに15年もかかっています。
国と県と市と住民と空港会社が入り乱れて、延々と続けられた細長く気の長いプロジェクトだったようです。
防音のために単に閉鎖するのではなく、それを逆に開放して対策とするという発想なので調整が難航したのかもしれません。
できあがってみると、飛行機の離着陸を間近で見られる稀有な公園として、予想以上の人気となっているようです。
確かに、飛行機が目の前で飛び立つ瞬間を見ると、心躍るものがあります。
この公園を訪れる人にリピーターが多いというのも頷けます。
飛行機は究極的に洗練された形の乗り物かもしれません。
日が暮れてからも、光を放つ空港の様子は美しいものです。
そしてその光の港から、夜に向かって飛び立つ姿も美しい。
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