次に障害者の賃金(工賃)について見てみると、以下のようになっている。
就労者の数が前の資料と違うし、数字の書き方にも問題のある表ではあるが
ここでは賃金面を中心に見ることにする。
一般就労:18万円、A型:6.9万円、B型:1.4万円である。
一般とB型では10倍以上の開きがある。
一見ひどい格差があるように見えるが、
「障害」というものの幅の広さを反映しているとも言える。
一般就労の中でも「身体」と「知的」と「精神」では
賃金に大きな開きがある。
サービス化や情報化が進んでいる現在の社会では、
「身体」より「精神」のハンデの方が大きく
「知的」のハンデはさらに大きくなる傾向があるのかもしれない。
またコミュニケーション能力という点からも
その差が生じやすいと思われる。
関連記事
“障害者の就労支援について その4 ~厚労省資料より~” への1件のフィードバック