障害者の就労支援について その4  ~厚労省資料より~

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次に障害者の賃金(工賃)について見てみると、以下のようになっている。

 

障害者の就労支援について13_02

 

就労者の数が前の資料と違うし、数字の書き方にも問題のある表ではあるが

ここでは賃金面を中心に見ることにする。

 

一般就労:18万円、A型:6.9万円、B型:1.4万円である。

一般とB型では10倍以上の開きがある。

一見ひどい格差があるように見えるが、

「障害」というものの幅の広さを反映しているとも言える。

 

一般就労の中でも「身体」と「知的」と「精神」では

賃金に大きな開きがある。

サービス化や情報化が進んでいる現在の社会では、

「身体」より「精神」のハンデの方が大きく

「知的」のハンデはさらに大きくなる傾向があるのかもしれない。

またコミュニケーション能力という点からも

その差が生じやすいと思われる。

 

 

 

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障害者の就労支援について01_03

『障害者の就労支援について』(厚生労働省諮問委員会資料)

 

 

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