びわ湖の湖岸235kmの周辺の土地は、建物を建てて利用するのは難しいので、細長い公園になっているところが多い。
大津市の「湖岸なぎさ公園」もそんな場所のひとつで、ここは平均64mの幅で長さは4.8kmである。
びわ湖の西側の細長い土地というだけでは、雄大なびわ湖を臨む単調なランニングコースか、雄大なびわ湖を臨む巨大な釣り堀にしかならないので、所々に公園らしい仕掛けがある。
なぎさ公園のシバザクラもそんな仕掛けのひとつで、ゴールデンウィークの前後にきれいに咲き揃うように手入れされている。
そしてこの細長い公園の途中に近江大橋がある。
この写真の遠くに見えているのがその近江大橋であるが、なぎさ公園はその先にまだまだ続いている…
もちろん、その対岸にも、対岸の先にも長い長い別の公園が続いていて…………
びわ湖岸は235kmの果てにここに戻ってくる。
“長い長い公園の果てに ~大津湖岸 なぎさ公園 シバザクラ~” への1件のフィードバック