大津市にある叶匠寿庵・長寿生の郷では
毎年3月に「梅まつり」が開催されています。
ここにある1000本の梅の木は
大半が和菓子の原料になる梅の実を収穫するためのもの。
産業用の梅林です。
土地の確保と農産物の育成。企画・製造と販売まで
一貫して行われる元祖6次産業モデルです。
この景色の中を歩いていると
単に花を眺めているというだけでなく、
<花に酔う>という感覚になります。
梅の三昧境というところでしょうか。
この「酔う」という日常から逸脱する感覚が、
観光でも、テーマパークでも、コンサートでも、
スポーツでも、宴会でも、祭りでも、花見でも、選挙でも
おそらく戦争や革命でも
最も重要な核心部分なのでしょうね。
それは人類社会を良くも悪くも
大きくも小さくも動かしてきたものでしょう。
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