中心の廃墟~広島平和記念公園

 

旧JGCグループの集まりで広島を訪れました。

 

 

ホテル近くの平和記念公園は、桜が満開で観光とお花見でとても賑わっていました。

 

 

ドームの周辺は歩いている人の7割くらいが外国人ではないかと思われるくらいインバウンドでも人気の場所です。

おそらく今は雷門や心斎橋よりこちらの方が人気があるのではないでしょうか。

 

 

何も知らなければ、周囲の景観と相容れないただの大きな廃墟でしかないこの場所が人気を集めているのには、いくつかのポイントがあるでしょう。

 

 

1.世界遺産であり戦争と原爆の記憶をはっきりと残す場所であること。

2.博多と大阪の中間にあり観光ルートとして手頃であること。

3.記念公園の施設が広く時間をかけてゆったり回れること。

 

 

この3つ目のポイントはインバウンドでは意外と重要な点だろうと思われます。

せっかく来たのに何枚か記念写真を終わりではもったいない。

ここは、もっと見たい知りたい体験したい、という欲求にこたえられる場所でしょう。

インバウンドは日本人の観光ほどあっさりしていないのでしょう。

 

 

日本人はせせこましいことに慣れているけれど、インバウンド観光ではそれなりの余裕が必要ということでしょう。生活のサイズ感が少し違うということかもしれません。

 

 

広島の街は、絶対不変のこの廃墟を中心に据えることで安定的に活性化しているように思えます。

街が新しくなれば、変わらないドームの存在感が相対的に際立っていきます。新しく変わっていけばいくほど、その落差は大きくなりドームの姿は人々の記憶に深く刻まれることになります。それは広島を世界中のどこにでもある都市とは違う強い個性のあるものにしています。

 

 

 

高島ちぢみ工場見学

 

近江高島ちぢみの工場を見学させていただきました。

昭和49年に建てられたちょっと古い設備ですが、毎日元気に現役活躍中です。

 

 

倉庫には集められた原反が高く積みあがっています。

 

 

最初の布はもちろん<生成り>

 

 

その布にちぢみ独特の「シボ」(凸凹)をつけて、漂白します。

 

 

そしてプリント。

 

 

プリントの原板は銅にクロームメッキを施したもの。

 

 

この原板が倉庫にぎっしり並べられています。

 

 

さらに乾燥や仕上げの工程を経て高島ちぢみの生地ができあがります。

 

第1回京都インターナショナルギフトショー

京都ではじめて行われたインターナショナルギフトショー。

インターナショナルといいながら京都ローカルの工芸品などの出展が多い展示会でした。

伝統技術の応用で新しいものを作っていくという試みが多いように感じられました。

この写真はふすまなどの和紙素材を使い

表具師さんが折り紙の要領でランプシェードに仕立てたもの。

サイズの大きなものは一辺が4mもの大きさの紙を折っているそうです。

こちらは京唐紙の版木。唐紙印刷の体験を行ったり版木そのものをインテリアや装身具として販売したりされていました。

インターナショナルギフトショー東京 2019春

久しぶりに東京のギフトショーに行きました。
会場のビックサイトは雪がちらついていました。

オリンピックを前に
このあたりは変化が激しくて、
ずっと変わらずこの場所に立ち続ける
印象的なこの建物はずいぶん古びて見えました。

都市は都市であり続けるために
ひたすら自分を作り変えていきます。
その変化の原理はおそらく合理性。
それは近代都市の宿命なのでしょう。

 

 

「お下がり」という発明

パンセバナー2

神仏に供えられたものが

「お下がり」として周囲に配られるという行為は、

富を再分配するある種の経済活動を表しているようだ。

寄進する者は自らの所有権を神に向けて放棄する。

寄進された「モノ」は世俗の権利関係から切り離され、

一旦この世のものではなくなる。

その時、財は浄化され「浄財」となる。

そして「浄財」は誰のものでもない新たな財

「お下がり」として世俗に還流する。

世俗の富の偏在が神の前の再分配として調整されるのである。

冨を再分配するために

社会の中心に超越者を据えるというのは

人類史上最大級の社会的発明であっただろう。


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空白の意味

パンセバナー2

 

お祝いとその返礼の間には一定の空白期間が必要である。

通常は1ヶ月くらいの期間である。

 

それは何故か?

 

その単純な疑問には単純な答がある。

 

お祝いを渡して、その場で返礼を受取ると

それは単なる物々交換になってしまうからである。

 

2019年版 オリジナルギフトカタログ完成

 

2019年版のギフトカタログが完成しました。

A4版186ページ

「最高」とは言えなくても、

ご覧いただく方をイメージしながら

「最適」のものを目指し、

数カ月かけて検討し積み上げた

弊社オリジナルのページ構成です。