今年のびわ湖花火大会
瀬田川左岸からの眺めです。
花火が打ち上げられる大津港周辺が一等地で、
その対岸あたりが二等地。
打ち上げ場所から遠く離れた瀬田地域は三等地です。
でもびわ湖の上には遮るものが何もないので
ここからの眺めもいいものです。
何と言っても無料で空いている!
ここの観客は50人程度。
30数万人が訪れるこのイベントの
たった0.015%の人数です。
地元の人たちがのんびり眺めています。
光の降る遊園地のような景色でした。
瀬田川の下流に架けられた新しい橋です。
・・・名前はまだありません。
「国道422号大石東バイパスにおける(仮称)瀬田川橋梁」
ということになっています。
瀬田川と太戸川が合流する地点のすぐ下流にあり、
雨が降ると一気に増水しそうなところなので
作りはかなり頑強になっているように見えます。
川沿いの田舎道に突然これが現れるので、かなり印象にも残ります。
この橋を含むバイパスが開通すると
周辺の交通はかなりスムーズになりそうです。
(現在は離合に難のある峠道などで災害にも脆弱です)
開通は来年(2019年)の3月。
今からまだもう少し先です。
この橋がどんな名前が何になるかわかりませんが、
ここの少し上流はちょっとした蛍の名所で、
近くに螢橋という橋もあるようですから
きっとここは「瀬田川蛍大橋」という名前になります。
・・・かもしれません。
東近江市川合町。
周囲には田んぼと高速道路しかないような場所に、
この大きな復元古墳はあります。
高さ6m、直径57m。
表面は45000個もの葺石で覆われ、
並べられた円筒埴輪も400本近くあります。
5世紀後半に築造された円墳です。
何だかわからないけれど
やたら壮大な儀式が行われていたような
いかにも古代遺跡という感じの場所です。
中国か南米か西アジアか琉球かどこかの
消えた文明の跡か
あるいは新興宗教のモニュメントだと言っても通じるような
抽象的で普遍的な遺跡っぽさがあります。
(何もないから見晴しはとても良い)
(復元された円筒埴輪は信楽焼)
この久保田山古墳は、
隣にある同じく復元された雨乞山古墳とセットで
「あかね古墳公園(悠久の丘蒲生あかね古墳公園)」
と呼ばれていますが
ここには広い駐車場と小さなトイレ以外の設備はありません。
古墳がほとんど全てを占める「公園」です。
あまりに壮麗な古墳だったので
その復元をしただけで
悠久のロマンも事業予算も尽きてしまったのでしょう。
(こちらは復元された雨乞山古墳)