宿場の神様 ~立木神社~

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旧東海道に面し、1200年の歴史のある立木神社。

 

 

街道沿いということで交通安全の神様ということになっています。

草津が宿場として栄えていた頃には、

年中多くの参拝者で賑わっていたであろうと思われます。

 

 

タケミカヅチノミコトが白鹿に乗って

この場所を訪れたというのが始まりの伝説で、

坂上田村麻呂がこの神社に祈願したことから

厄除けの神社にもなっています。

 

 

天国の猿たち ~百済寺~

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宣教師ルイス・フロイスに「地上の天国」の呼ばれた百済寺で、

朝食中のおサルさんたちに会いました。

 

 

ざっと見回しただけで20頭弱。

桜の木に登って春の味覚を満喫していました。

咲く前に全部食べられてしまいそうな勢いでした。

春は木の上のテーブルに

たくさんの柔らかいご馳走が並ぶ天国の季節なのかもしれません。

 

 

咲く前においしく食べてしまうのが猿で、

咲いたのを眺めるのが人間。

遺伝子の近いサルとヒトの違いは

それくらいのもので、

おいしく食べてしまう方がおそらく合理的。

ヒトは不合理なものを文化という決まり事にして

もっともらしく振舞う生き物です。

その決まり事を精査したものを

仏教では<戒律>と呼んできたのかもしれません。

 

鳩たちのたまり場 ~瀬田川東岸 春~

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瀬田川の東岸。唐橋近くの公園には

鳩たちのたまり場があります。

 

 

ここに集まり、ここから飛び立って

またここに戻ってきます。

 

 

もちろん人にはとても慣れているので

行楽のファミリーたちの人気者です。

 

 

 

 ムーンライトアップ ~草津川跡地公園(de愛ひろば) 夜桜~

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草津川跡地公園の夜桜。

 

 

ライトアップの時間が終わっても多くの酔客で賑わっていました。

 

 

明る過ぎる街になれた現代人には

月の光のやわらかなライトアップは少し物足りないかもしれません。

 

 

 

水鏡の宮殿 ~ラ・コリーナ 春~

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ラ・コリーナ近江八幡の春。

中央の水田が水で満たされて

回遊式日本庭園の真ん中に置かれる池のようになります。

 

 

水鏡に映るメインショップは

豊かな稲作文化と結びついた

東南アジアの宮殿のようでもあります。

 

 

日本庭園と稲作文化の邂逅。

それはこの場所の設計者である藤森照信氏による

遊びであり驚きの仕掛けなのでしょう。