今回の大阪ギフトショーでグランプリになったのがこれ
マッチのように簡単に使えるお香「hibi」
1回擦ると10分香ります。
コンパクトなアロマアイテムというおもしろさがあり、
形状もユニークで、使用シーンにも広がりがあります。
加えて「淡路島のお香+播磨のマッチ」というローカル性には
地域再発見の魅力があります。
今回の大阪ギフトショーでグランプリになったのがこれ
マッチのように簡単に使えるお香「hibi」
1回擦ると10分香ります。
コンパクトなアロマアイテムというおもしろさがあり、
形状もユニークで、使用シーンにも広がりがあります。
加えて「淡路島のお香+播磨のマッチ」というローカル性には
地域再発見の魅力があります。
オシャレです、カワイイです。
セメントプロデュースデザインの
リボンから作ったレースのしおりたち。
全種類集めたくなります。
メルヘン度満点。実用性は皆無。
でもそれでいい、実用的でないことがデザイン的であることの証。
リアルじゃない。完全お飾り。だからこそメルヘンでいられる。
硬質で実用的でうんちくの塊である燕プロダクトとは対極の製品
アイデアから製作までたった一人の個人で
やってしまう完全自家製造のコーナーのとなりには
デザインと製造を分業するという
プロダクトらしいプロダクトのコーナーがあって
そこにあったのがこれです。
新潟燕三条でデザイン&製造されたおろし金。
繊細ではあるがしっかりしたつくりで、
いい道具だと感じられます。
で、ここにも製作者というかデザイナーご本人が
いらっしゃって、オロシやフライパンやトングなど、
この会社の製品についてのこだわりを
いろいろいろいろ延々と
(オロシの角度のこととか、鉄製フライパンの表面硬度のこととか、トングの置き方のこととか、剪定バサミの歯の切れ方のこととか、電気ケトルと湯たんぽの関係とか…)
聞かせていただけました。
地味すぎる大阪のギフトショーでおもしろいのは、
参加者が個性的なこと。
東京ではライバル企業が、商業的な成功の方程式を競い合う、
という感じなのですが、
大阪では近所のぷちアーティストたちが
思い思いの屋台を並べている、
というようなところがある。
東京が表通りのチェーン店なら
大阪は裏通りの個人商店。
そんな大阪ギフトショーでの代表的なものがこれ。
「ししゃもねこ」です。
なにがおもしろいかというと、
作者兼オーナーが会場のブースで
裁縫箱を広げて製品を作っている!
というようなところ。
アジアのどこかに仕様書送ってコンテナで云々で
為替レートがどうのこうのではなく、
作者自身によるリアルに完全自家製造手作り、なわけです。
それで、どうしてこんな会場で作っているのか尋ねると、
注文が多くなってきてさばききれなくなってきたので、
いつも裁縫箱を持ち歩いて暇を見つけて作っているとのこと。
「お裁縫は好きなので苦にはならない」らしい。
この作者にとって
製品が売れる、売れないというより、
ししゃもねこが広く愛されるキャラクターになってくれたらうれしい、
という素朴で素直な気持ちが大きいのだろうと思えます。