まだ、道が自動車のためのものになる前の時代、
そのはるか何千、何万年も昔から
人々が歩き、踏み固めて続けていた道があります。
今は廃れて
ただ森の隙間のようになった
かつての往来の痕跡。
古道。
瀬田の源内古道もそんな道のひとつです。
隣に大きな大学があって、
数百メートル先にショッピングセンターがあるような場所とは思えない
静けさと廃れ具合です。
今この道を利用するのはイノシシと
手軽なハイキングを楽しむシルバーの人たち。
ネズミ、ウシ、トラなど干支の類
そして
ヒトとケモノが同じ道で交わって
ひとつながりの生活をしていたことがかつてあった。
そんな時代の痕跡の
今は埋もれている静かな古道です。
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