夏至の頃のみずの森では屋外でも睡蓮や蓮が多く見られるようになります。
種類も多く、個性的な花に見入ってしまいます。
多くの人で賑わう睡蓮三昧郷なのですが、おばあちゃん比率が50%くらいで、実は写真で見るよりかなり騒々しいです。
カエルやメダカやトンボやチョウ。それらの生き物も夏にはたくさん見かけます。
みずの森は、蓮とカエルとおばあちゃんが主役です。
蓮も睡蓮も花の寿命は3日くらいで、それも咲いているのは主に午前中。
はかなさで言えば桜以上かもしれません。
そんな花なので、スタッフの人たちは水中の鉢の入れ替えに常に気を配っておられるそうです。
みずの森の隣に立つ風力発電施設「くさつ夢風車」。
湖岸草津のランドマークで、エコ行政のシンボルですが、現在は発電停止中です。
今後、高額の維持費を払い続けるか、一気に巨額の解体費用を計上するか、それとも赤字を上塗りして別の赤字に作り変えるか、議会で審議されているようです。
意味を失っている施設なので、普通に考えれば解体なのですが、現状維持を指向する行政に、議会が方向転換の意志をちゃんと示せるかどうか。。。
といった状況なので、次の夏かその次の夏には、この風景は見られなくなっているかもしれません。