『宗教改革 ルター、カルヴァンとプロテスタント』
オリヴィエ・クリスタン 著 佐伯晴郎 監修
1998年刊 創元社「知の再発見」双書
教対立による混乱の血なまぐさい図版多数の本。
これを見ていると
混乱や殺戮などが満ち溢れた
無数の俗世の表現の果てに
「聖テレジアの法悦」が忽然と現れて、
この偉大な傑作が単にベルニーニ個人の才能だけではなく
血みどろの歴史という基盤があってこそ成立したものなのだと
腑に落ちる。
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