京都東山の哲学の道。
銀閣寺と南禅寺をつなぐ疏水沿いのこの道は
桜も紅葉も見事なので、観光シーズンには人であふれ
哲学なんて影も形もありません。
でも冬の夕暮れには静かな道に戻って
ゆっくりと歩いていると思索している気分に浸れます。
枯れた景色の中に時々見られるサザンカや南天が鮮やかです。
疏水にはいくつもの橋が架かっていて、それらもユニークです。
最近は廃業した喫茶店付近で見られる猫たちも人気のようです。
世界中から集まる怒涛の観光客たちを
我関せずという感じで
超然と眺める猫というのも
ある種の賢者のように見えなくもありません。
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