湖東三山や比叡山周辺などびわ湖周辺は
紅葉の名所が数多くあります。
湖北や湖西は渡り鳥の観察の名所でもあります。
びわ湖ホールは紅葉や渡り鳥の名所には数えられませんが、
それでも鳥たちは水辺に集い、秋は美しい。
そのびわ湖ホール11月の公演の目玉は、
メシアン作曲 オペラ『アッシジの聖フランチェスコ』全3幕。
初演が1983年という現代オペラを代表する作品です。
演奏時間だけも4時間を超える大作で、
全曲を通しての公演は日本初という挑戦的な試みです。
メシアンは難解と言われる現代音楽の大家で、
この曲は、日本人には馴染みの薄い
キリスト教の聖人のストーリーを
フランス語で歌うというものですから
とても敷居は高いです。
ですがそういう県立芸術劇場びわ湖ホールの
その事業の頂点にある本格的な取り組みは
華やかなびわ湖の晩秋の風景と同じように
県民が誇りとしていいものでしょう。
“フランチェスコの秋 ~びわ湖ホール 紅葉~” への1件のフィードバック