パシフィコ横浜で毎年行われているフューネラルビジネスフェアに行ってきました。
テーマは「葬送儀礼文化の継承と再構築」
葬儀が簡略化され、あるいは葬儀を行わない人も増える中で、その<継承と再構築>は重要なテーマであると思われますが、この展示会で見る限り、業界の足並みが揃っているようには思えませんでした。
例えば骨壺や棺をきらびやかに飾り立てて高額で販売しようとすることは、文化の再構築とは言えないでしょう。
また、葬儀にネットやデジタルサイネージを活用することも、お坊さん便も今風ではあっても表面的なことのように感じられます。
そもそも「文化」は業界が再構築できるものではないのでしょう。
業界にできるのは業界自体の再編とか、市場への提案ということまでのように思います。