近所の伊沙砂神社に初詣に行ってきました。
伊沙砂神社は本殿が重要文化財に指定されている比較的古い神社でです。
毎年、大晦日の深夜になると
多くの人が初詣の行列をします。
この時は100人くらい並んでいて
行列の最後尾は狭い境内から溢れてしまい、
渋川通りではそのための交通整理まで行われていました。
昼食時の人気ラーメン店のようです。
それだけ人が並んでいるのに
手水を使う人はほとんどいませんでした。
その理由は
1.それが何のためにあるのか知らない
2.寒いので水に触れたくない
3.行列することだけが目的で並んでいる
といったところでしょう。
浄めの作法をショートカットする人の多くは
除夜の鐘も無視しているので
結果として
俗世の煩悩の塊が大量に神社に集まり
大晦日の深夜には
神域の穢れがピークを迎えるということになります。
その水でも鐘の音でも浄められなかった
膨大な穢れを一気に浄化するために、
かどうかはわかりませんが、
境内では絶えず火を焚いています。
個人的には煩悩の順番待ちをするより
無心でこの炎を眺めている方が
御利益があるような気がします。
最後に御神酒を頂いて
お帰りはこちら。
本年が皆様の煩悩にとって
良い年でありますように。。。