神棚とユビキタス

パンセバナー2

 

 

神棚

かつて日本では、親族に名付けてもらった赤ちゃんの名前を書いた

命名書を神棚などに貼るというならわしが広くありました。

神様への出生届のようなものです。

今の日本のマンションには神棚がなくなって、

命名書も随分廃れてしまいました。

 

昔、神棚のあった場所に今は情報通信家電になったエアコンが祀られ、

小さなファミリーをセンサーで見守りながら、

季節の調節やウィルスの厄払いまでしてくれています。

古い古い和風の神様は、今時のユビキタス(遍在する神)に居場所を譲ったのです。

 

 

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