いのちの波間にて 1

パンセバナー2

 

SC1177

 

世界は人の数だけ、時間はいのちの数だけあるものです

あたらしいいのちが誕生すると、世界にはあたらしい時間が加えられます。

先のいのちに、あたらしいいのちが重なって

また次が重なって重なって重なって…

そして先の方から順番にちいさくなって少しずつ消えて消えて消えて…

いのちの繰り返しは波のようです。

 

世界は人の数だけ、時間はいのちの数だけしかないのですが

いのちは常に泡沫のごとく消えながら

それでも時は絶えることなく受け継がれ

繰り返されるのです。

 

 

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