高層ビルを背景に従える東京の日枝神社。
徳川の時代から江戸の産神と呼ばれた全国3800の山王信仰の出世頭です。
山王信仰は天台宗とともに広がったもので、
日枝神社も比叡山の日吉大社から川越経由で分祀されたということです。
日枝=比叡です。
そして「日吉」も昔は「ひえ」と読まれていました。
なのでここにも比叡山でおなじみのお猿さんがいて、
鳥居の形も日吉大社と同じです。
比叡山の日吉は大きな木に囲まれた森の奥にありますが、
東京ではビルの谷間に鎮座しています。
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