赤い米の記憶

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内祝いなど冠婚葬祭の時に配られる「赤飯」。

その起源は野生種に近い古代米(赤米)であると言われています。

赤は命の色、実りの色、邪気を払う色です。

米は栄養価の高い食物で、それ自体が豊かさの象徴でもあります。

品種改良が進み米の色が白くなっても、

赤い米の風習は残りました。むしろ米が白くなることで、

赤の希少性がより意識されるようになったのかもしれません。

白くなった米を染めてでも赤であることにこだわりました。

赤飯は米が赤かった頃の遠い記憶です。

 

 

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