AIの蜃気楼 ~販促・マーケティング総合展 2019夏~

ビッグサイトで行われている「販促・マーケティング総合展 2019夏」に行ってきました。

AR販促やAI営業支援などのブースに活気がありました。

流行りのAIが使っての業務効率化、人手不足解消には期待が大きいようですが、多くの会社が大きな掛け声で語るそれらに、現実味はあまりないように感じられました。

展示会でお菓子を配って名刺交換している姿が、あまりにAI的じゃないのです。

すぐそこにあるように見えて、手を伸ばしても捕まえようとしても消えてしまう幻。

AI自身がAI人材の人手不足を解消してくれる夢のシンギュラリティは、数多ある都会の蜃気楼の一つという感じです。ネット空間のはかない妄想に合成されたVRな都市伝説の一つなのかもしれません。

 

横浜・フューネラル展示会

 

横浜で毎年行われているフューネラルの展示会に行ってきました。

 

 

葬儀系のマーケットは極めてドメスティックで、ほとんど発展性がありません。

どれだけ手っ取り早く葬儀を片付けるか?くらいしかアイデアが出てきません。

 

 

年々参加者も減少しているようで、以前と比べると通路と休憩所ばかりが広くなっているように感じられます。

おそらく今の半分くらいのスペースでも間に合うのではないかという感じです。

 

 

ということは、経済的に考えれば

1.会場を半分にして出展料を半額にする。

2.出展料が下がったので今まで参加していなかった企業が参加する。

3.たくさんの出展者が次の参加者を呼んで再生する。

というサイクルにしなければならないはずです。

 

 

それで賑わいが戻らないのなら、それだけのマーケットだということでしょう。

 

 

こちらは、再生して賑わいが続く赤レンガ倉庫。

インバウンド比率も高い。

 

あ、そうか。外国人も隔てなく参加できる葬儀!を目指せばいいのかも。

 

水の良し悪し

 

最近暑いのでミネラルウォーターをよく飲む。

 

 

目の前にびわ湖があるがびわ湖南部の水質は、特に夏場はあまり良いとは言えない。頻繁に赤潮が発生していた頃に比べれば水質は格段に改善しているが、それでも良くも悪くもびわ湖の水が蒸発しながら集まって来る南部は、良くも悪くも豊栄養化する。加えて今は上水設備のインフラ老朽化も心配だ。

ボトル入りの水の一般的なサイズは500mlなのだろうけれど、コップ2杯分の330mlの方が扱いやすいと思う。
日本人には飲みやすいとされる軟水よりも中硬度の硬水の方が飲み飽きないような気がする。この4本の中ではFIJIウォーターが一番ベーシックな選択になるかもしれない。

宮島の桜

宮島の桜

 

穏やかな季節の穏やかな海。

でも、人気の観光スポットである宮島は世界中から集まる観光客でごった返しています。特に参道の商店街はラッシュアワーのようです。

 

 

 

鶴の傑作~おりづるタワー

 

細い道路を挟んで原爆ドームと隣接するおりづるタワー。

「タワー」といっても最上階の展望台まで含めてもたった14階の、タワーと呼ぶには低すぎるくらいのビルですが、設計アイデアの極めて優れた現代を代表する建築です。

(設計は三分一博志氏)

 

 

まず屋上階の展望台「ひろしまの丘」。

階段状になっていて壁の無い、素晴らしく見晴らしの場所です。

 

 

季節によって装飾が変わります。

今の時期は春のピクニックバージョンです。

 

 

隣接するドームを斜め上から見ることができるのも特徴です。

 

 

12階のおりづる広場にもいくつものアイデアが詰め込まれていて、その中心がおりづるの壁。

ここで折った鶴をガラスの壁の間に投げ入れて積み重ねるというものです。

 

 

訪れた人たちが折った膨大な数の鶴!

 

 

そしてすべり台のついた螺旋状の木の階段があり、壁面は展示スペースとして使われています。

さらにこの斬新な建物が新築ではなく40年も前に建てられたビルの改修によるものだということは驚きです。

 

 

一階のカフェでは、お好み焼き風どんぶりが食べられます。

味は・・・悪くはないけれど・・・お好み焼きの生?