上賀茂神社(賀茂別雷神社)は
世界遺産であり、
京都三大祭りのひとつである葵祭が開かれる場所であり、
朝廷とのつながりの深い、極めて格の高い神社です。
でも普段は子供たちの楽しい遊び場にもなっています。
地域に開かれたフレンドリーな神社さんという印象です。
そういう視点で見ると、上賀茂神社を象徴するこの一対の立砂も
子供たちのための楽しい砂山のようにも見えます。
秋にはこの立砂の前で子供たちの相撲が奉納されますから
子供の遊びと神聖な神事との間には
遠い昔から深いつながりがあったのかもしれません。
そして今そこで水遊びをしている子供たちの中から
未来の斎王代またはその女官たちが育っていくのでしょう。
何しろ3歳の頃から
神社の川で禊の英才教育を受けているのですから。
周辺の記事
“禊の英才教育 ~上賀茂神社~” への2件のフィードバック