2019.02.1

「お下がり」という発明

パンセバナー2

 

神仏に供えられたものが

「お下がり」として周囲に配られるという行為は、

富を再分配するある種の経済活動を表しているようだ。

 

寄進する者は自らの所有権を神に向けて放棄する。

寄進された「モノ」は世俗の権利関係から切り離され、

一旦この世のものではなくなる。

その時、財は浄化され「浄財」となる。

 

そして「浄財」は誰のものでもない新たな財

「お下がり」として世俗に還流する。

世俗の富の偏在が神の前の再分配として調整されるのである。

 

冨を再分配するために

社会の中心に超越者を据えるというのは

人類史上最大級の社会的発明であっただろう。

 

2019.01.31

空白の意味

パンセバナー2

 

お祝いとその返礼の間には一定の空白期間が必要である。

通常は1ヶ月くらいの期間である。

 

それは何故か?

 

その単純な疑問には単純な答がある。

 

お祝いを渡して、その場で返礼を受取ると

それは単なる物々交換になってしまうからである。

 

2019.01.31

書庫まとめ

プリント

儀礼やギフトに関する様々な書物をご紹介しています。

 

new2(115冊目)

book

『世紀末とベル・エポックの文化』
福井憲彦 著 1999年刊 山川出版社

「過渡期であり、無秩序が支配する」近代の草創期。 人々の意識は<国民国家>という象徴に次第に収斂していく。
その時期に大きな役割を果たすのが電気である。
<続きはこちら>

book

 

 

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2018.12.19

2019年版 オリジナルギフトカタログ完成

 

2019年版のギフトカタログが完成しました。

A4版186ページ

「最高」とは言えなくても、

ご覧いただく方をイメージしながら

「最適」のものを目指し、

数カ月かけて検討し積み上げた

弊社オリジナルのページ構成です。

 

2018.09.7

スリムルーペ (ライトつき)

 

携帯に便利なスリムルーペ。

レンズをスライドさせるとライトが自動で点灯します。

 

 

「京都商工会議所」様の

移転の記念品として納入させていただきました。

 

2018.08.26

使徒逆襲 ~新名神「近江大鳥橋」夜~

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夜空と大鳥橋。

晴れて美しい星空と

巨大な橋梁の組合せです。

 

 

この橋の周辺は山の中なので

夜にこんな所で写真を撮っているのは

ちょっと怖くて、かなり怪しい。

 

・・・昼の大鳥橋はこちら・・・

 

 

2018.08.18

A whole new world ~瀬田川花火大会 船幸祭2018~

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毎年、夏の最後を飾る瀬田川の花火大会。

正式には建部大社の「船幸祭」というお祭りの一部です。

 

 

今年はそこに白いドレスを着た不思議な女性がいらっしゃいました。

何だか花火の観客を率いているような雰囲気。

彼女は星と交信する建部大社の西洋巫女か?

 

 

それとも花火を相手にドラマを演じる瀬田川女優か?

 

 

人々の注目をかなり集める存在だったので

次回からこういう人たちを観光船とか屋形船とか漁船に乗せて

「エレクトリカルパレード」とか

「イッツ・ア・スモールワールド」とか

「レット・イット・ゴー」とか

ついでに「タイタニックのテーマ」とか(船が沈みそうだけど)

を流しながら

瀬田川水上パレードをすればうけそうです・・・

 

 

 

花火の前の彼女の頭の中でも

きっと「ホール・ニュー・ワールド」が鳴り響いてたに違いありません!!

 

♪ A whole new world
A new fantastic point of view ♫

 

 

そうすれば瀬田川花火大会に、他に類を見ない

ユニークな<新し世界>が開けるでしょう。

 

ディズニーから訴訟を起こされるかもしれませんが・・・

 

 

 

 

 

 

 

2018.08.16

『世紀末とベル・エポックの文化』 福井憲彦 著 1999年刊 山川出版社

プリント

 

 

「過渡期であり、無秩序が支配する」近代の草創期。
人々の意識は<国民国家>という象徴に次第に収斂していく。
その時期に大きな役割を果たすのが電気である。
石炭やガス灯の炎のゆらめきから眩く硬質な光を放つ電気への転換。
光輝く都市はより多くの人々を集め、
その流れは一方的で不可逆のものとなる。
電気はただ輝くだけの象徴に止まらず
情報伝達を劇的に変化させるメディアでもあった。

電気によって情報が集められ
それは政治的・産業的意志により変換され
電気によって都市の大衆を煽動する。
このマッチポンプ的な情報の循環が
ナショナリズムを絶対化していった。

科学技術による煽動によってナショナリズムの枠組みは
国家国民の隅々まで規定するようになった。
力としての石油、情報を操る電気。
眩い光は、境界線の向こう側の闇を深く濃いものにした。

 

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2018.08.15

『近代技術と社会』 種田明 著 2003年刊 山川出版社

プリント

 

 

 

身分制度を含む安定した世界観に支えられていた中世や非近代世界は
実利を前面に押し出した義理も人情もないスッキリとした
騒々しい近代に置き換わっていく。
その観念体系が入れ替わりを<革命>と呼ぶ。
大抵の場合、その観念の体系は人間によって表現されているので
観念が入れ替わると人間も入れ替わることになる。
入れ替えられた古いタイプの人たちには石が投げられたり、
場合によってはその人たちが死刑になることもある。
それは太陽の復活のために生贄の心臓を捧げたり、
前王朝の一族や家臣たちを皆殺しにしたりする光景と重なるように思える。
そうやって定着した近代以降の人々は
プリミティブな心に、合理性に貫かれた技術を接ぎ木した
ハイブリッドな存在である。

近代技術には国境も民族も思想信条もほとんど関係はない。
自由でオープンでニュートラルなものである。
その意味で今の人類は近代技術を基礎にした
たったひとつの大きな<民族>であり<国家>である。
ただしその内輪もめは合理的な技術に貫かれた
スッキリと徹底したジェノサイドになる。

 

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2018.08.14

使徒襲来 ~新名神「近江大鳥橋」~

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新名神で草津から甲賀に向かう

長いトンネルを抜けたところに現れる

華麗な姿の「近江大鳥橋」

 

 

橋の意匠が空に向かって飛翔する鳥の姿であり、

この付近の地名に「大鳥居」があることから

<大鳥橋>という名前になったそうです。

「土木学会田中賞」を受賞しているちょっと有名な橋です。

 

 

人気アニメに登場する架空の生命体に印象が似ていることから

「使徒」というあだ名もあります。

 

 

 

 

遠目に見ると最新鋭戦闘機が発進する秘密基地

っぽくもあります。