12/1から梅田のスカイビルの空中庭園展望台ギャラリーでおこなわれる
「障害者の社会参加を支援する企業展示会」に参加させていただきます。
平成28年度の障害者週間協賛行事の一環として行われる展示会です。
いろいろ準備がたいへんですががんばります。
大津市のピアザ淡海で行われている
「日独 障がいのあるアーティストたちの交流展」に行ってきました。
滋賀県大津市の姉妹都市であるドイツのヴュルツブルグ市との
文化交流の一環として行われている展示会で
県内3か所を巡回します。
ピアザ淡海の会場ではコンサートやお茶席もあります。
陶芸や絵画、染色や書など滋賀を代表するレベルの高いものでした。
会場で作家の方のおばあちゃん(93歳!)とお話させていただきました。
孫がダウン症であることを知ったときは毎日泣き暮らしていたけれど、
今はその子の成長が日々の生きがいになっている、とのことでした。
障がいのあるなしにかかわらず
人は支えあって生きていくものだと、
おばあちゃんの長い長い人生に教えていただいた感じです。
大阪の大阪デザイン振興プラザで行われていた
「福祉現場で生まれるアート展」の第3回です。
ギャラリーの奥に進むと、ふしみ学園さんやスウィングさんの
作品が展示されていました。
このデザインセンターの建物のようなカラフルさのふしみ学園さんの作品。
スウィングさんはゴミブルーの活躍を上映されていました。
ゴミブルーは地域の清掃活動をしたり、寸劇をしたりする
上賀茂地区のヒーローのようなコメディアンのような存在です。
スウィングさんは社会に語りかけ、働きかける集団です。
他にもこんなことも語りかけてくれます。
-おなら―
にんげん、みんないきていくのに、
おかねがいる。
でも、おかねのかからないものがある
それわ、おならです、
だから、おならわ
えんりょせずに、おもいきりだしてください。
くさくても、いいのです。
ひとの、いるところでもいいのです。
「ひとの、いるところでも」いいのか悪いのか、
議論はあるでしょうけれど
笑いは既成概念を揺らしたり崩したりしてくれます。
他にもYELLOWさん、ハピバールさん、ワークセンターとよなかさんが
参加しておられました。
それぞれの作者の個性と
それが集まることによる施設の個性が
よく感じられる展示になっているようでした。
今回は大阪、京都、滋賀、奈良という4府県からの作品が
集まりましたが、関西の中では兵庫と和歌山が欠けていました。
福祉の現場でのアートの取り組みには
地域により、施設によってかなり温度差があるようです。
逆に考えれば発展の可能性が残る場所が、
まだまだ多く残っているということかもしれません。
関連記事
大阪の大阪デザイン振興プラザで行われていた
「福祉現場で生まれるアート展」の第2回です。
黄色いエレベータで10階まで昇って
青い廊下を渡った先の赤い部屋が会場です。
入り口正面の左右にはやまなみ工房さんとたんぽぽの家さんの
おなじみの作品がずらりと展示されていました。
強いインパクトのやまなみさんと
ポップな印象のたんぽぽさん。
並べて見ると個性の違い、方向性の違いがよくわかります。
というか、双方の違いを明確に示す意図をもって
展示する作品が選ばれているような気もします。
関連記事
大阪の大阪デザイン振興プラザで行われていた
「福祉現場で生まれるアート展」に行ってきました。
今回はその第1回です。
展示会の行われた大阪デザイン振興プラザは
南港のアジア太平洋トレードセンターの中にあります。
後は海、前は大阪府咲洲庁舎です。
そして中はカラフルで特異なデザイン。
バブル時代の名残を感じます。
この建物の10階が展覧会の会場です。
関連記事
滋賀県甲賀市のやまなみ工房を舞台にしたドキュメンタリードラマ
「アタシ イン ワンダーランド」が製作されました。
放送は NHK Eテレの「バリバラ」で 9/18(日) 19:00~
翌週の9/25(日)には同番組のアフタートーク番組も放送されます。
関西の7つの福祉施設が「デザインの力」と
「障がいのある人が持つ表現力や可能性」をキーワードに
展示やワークショップなどを行います。
期間は9/6~9/11
場所は南港の大阪デザイン振興プラザ(ODP)