細い道路を挟んで原爆ドームと隣接するおりづるタワー。
「タワー」といっても最上階の展望台まで含めてもたった14階の、タワーと呼ぶには低すぎるくらいのビルですが、設計アイデアの極めて優れた現代を代表する建築です。
(設計は三分一博志氏)
まず屋上階の展望台「ひろしまの丘」。
階段状になっていて壁の無い、素晴らしく見晴らしの場所です。
季節によって装飾が変わります。
今の時期は春のピクニックバージョンです。
隣接するドームを斜め上から見ることができるのも特徴です。
12階のおりづる広場にもいくつものアイデアが詰め込まれていて、その中心がおりづるの壁。
ここで折った鶴をガラスの壁の間に投げ入れて積み重ねるというものです。
訪れた人たちが折った膨大な数の鶴!
そしてすべり台のついた螺旋状の木の階段があり、壁面は展示スペースとして使われています。
さらにこの斬新な建物が新築ではなく40年も前に建てられたビルの改修によるものだということは驚きです。
一階のカフェでは、お好み焼き風どんぶりが食べられます。
味は・・・悪くはないけれど・・・お好み焼きの生?