甲賀市土山町の田村神社は、坂上田村麻呂をお祀りする神社。
田村麻呂が優れた武人であり、鈴鹿峠の鬼退治伝説があることから、
厄払いの神社として有名になっています。
創建は平安初期に遡りますが、現在の姿になったのは
明治の大規模な合祀政策の時期のようです。
2月に行われる厄除大祭には20万人の人が訪れ、
う回路のない国道1号を渋滞させます。
現代風の表現だと、春を告げる<厄除けフェス>
というところでしょうか。
普段は鈴鹿山麓の静かな森の中です。
神社の横を流れる田村川の景色が美しく、
清流は厄落としに相応しい雰囲気です。
そんな森の中に突然、甲賀忍者現る!
なのかと思ったら、刀剣乱舞のコスプレの方でした。
織田信長の愛刀「不動行光」のキャラクターだということです。
これも厄除け鬼退治に関する現代的表現なのかもしれません。