大津港にある「びわこ花噴水」
名前が平凡で、昼間は放水訓練にしか見えませんが、その規模は長さ440m、高さ40mと世界最大級で、夜のライトアップはとても見事で幻想的です。
もう少し上手くプロデュースすれば、スペクタクルとしていい観光資源になりそうなものですがさほど盛り上がってはいないところが惜しい。
やはり県の事業ということで、お役所仕事の限界があるのかもしれません。
何しろ、これは観光課の仕事ではなく、滋賀県土木交通部流域政策局河川港湾室の担当のようですから無理もないのでしょう。
アプローチ部分の公園も古代劇場のようでかっこいいので、「びわこ花噴水」という名前をやめて「BIWAKO ウォーター・スタジアム」くらいに変えてみる。
ボートレース場から花形選手を連れてきてヨットといっしょにパフォーマンスを繰り広げてもらう。そこでボートレースファンも増やす。それから円形劇場部分で大道芸大会をして、屋台も出す。花火ショーも行う。オプションとして有料で、小型船を出して飛沫を浴びる川下りのように噴水下りをする。そして地道に集めたお金でびわ湖大花火大会をさらに盛り上げる。
というようなことができるとおもしろいですが、まあ、「絵に描いた餅」ならぬ「水に描いた虹」くらいはかない話です…