びわ湖観光に来た人には必ず訪れてほしいと思うのがこの場所。
人の生活まで含めたびわ湖の生態系、その魅力、その大切さが
ここにギュッと凝縮され多面的に表現されているからである。
施設の中核にしてクライマックスとしてある
水族展示室のアクアリウム。
見て美しく食べて美味しい小鮎の群れ。
ただ見るだけではなく、それが<食物>であるということが重要で、
食べることによって人はびわ湖の生態系とつながっていく。
だからこの博物館には「魚屋さん」という展示がある。
「オイラを食べてくれよ~」と言っているようにも見える。
そのように聞こえるのは人間の独善であるが、
水族の声が聞こえない人にはこの魚は
気味の悪い生ゴミにしか見えないかもしれない。
食物連鎖とは独善の連鎖のことなのだろうか。。。
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