国立民俗学博物館で行われている ビーズ展に行きました。
そこでアンティークビーズを一つ買いました。
傷だらけですが、琥珀色で
宝石のようにカットされていて 素敵です。
横から光をあてると 尾を曳く彗星のようです。
ある人々にはお守りとして
別の人々には富の象徴として
また別の人々にはファッションとして
珍重され
そらら無数の時代の無数の地域の無数の人々を
遠隔交易によってつないできたビーズ。
10万年におよぶビーズの人類史は
長く長く尾を曳いて
美しいネックレスのように連なり
今ここの私の手もとにあります。
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