とりあえず庭。
次も庭。
さらに庭。
そして茶室。
典型的な京都観光パッケージな風景ですが
ここは宗教施設。
大徳寺では立て看板にも、そのように注意書きがしてある。
そして広い敷地の中のほとんどの塔頭が「拝観謝絶」である。
そう、ここは神聖な宗教施設なのだから
「拝観」なんてとんでもない!・・・?
何故だろう?
何故そんなに頑ななのだろう。。。
そして気付いたのが
ここにはやたらと歴史上の有名人のお墓が多いということ。
ああそうか、ここでいう「宗教施設」とは
不特定多数の人たちの信仰に関するものではなく、
VIPな子孫たちが歴史に名を残す偉大な祖先たちの
お墓参りをする場所という意味だったのか。。。
だから入口の一番近くに檀家専用駐車場が設けられていたのか。
要するに「一見さんお断り」という、
これまた京都らしい観光パッケージの一部だということ。
そしてそういうパッケージが全体として
「京都らしさ」を支えている。
もしそれがなければ
この場所は<単なる古い家>
ということになってしまうのかもしれない。
周辺の記事
“宗教施設の意味 ~大徳寺~” への2件のフィードバック