「 2018 2月 」記事一覧

2018.02.28 びわ湖便り

的礫たる花 ~石山寺 梅つくし~

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石山寺でおこなわれている「梅つくし」

 

 

境内には100点の盆梅が飾られます。

 

 

3つの梅園の400本の梅も次第に開いていきます。

 

 

澁澤龍彦の『フローラ逍遥』という本には、梅についてこう書かれています。

「梅の花とくれば、ただちに的礫という形容詞が思い浮かぶ。テキレキと読む。物があざやかに白く光りかがやくさまをいう。」

冴えて空気の澄んだ朝に見る白梅は確かにそんな印象です。

 

 

2018.02.28 びわ湖便り

JGC滋賀インターンシップ2018春 第2日目

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京都芸術デザイン専門学校の生徒さんたちを迎えての

インターンシップの2日目。

 

 

みなさんに描いていただいたキャラクター案

 

 

「刺さる」キャラクターを目指すこの子は、注射器が武器!です。

 

 

衣装を変化させてバランスを考えます。

手に持っているのは聴診器型マイク。

ユニークなアイデアです。

 

 

メディアミックスを考え、

キャラクターをより具体的な提案に仕上げていきます。

解説をしていただいているのはデザイン学校の磯田先生です。

 

 

今回はお土産に生八つ橋を頂戴しました。

事務所でおいしくいただきました。

ごちそうさまでした。

 

 

2018.02.23 びわ湖便り

鳥たちの帰郷 ~湖岸緑地支那~

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草津市にある湖岸緑地支那。

ここには冬に大陸から南下してくる水鳥の観察所があります。

 

 

渡り鳥は湖北や湖西が有名ですが、南湖でもコハクチョウが見られることもあるようです。

そして今は鳥たちが次第に北に戻りはじめる時期です。

 

 

少し暖かくなった

天気のいい心地良い午後。

湖岸のゆるやかでゆたかな時間です。

 

2018.02.21 びわ湖便り

JGC滋賀インターンシップ2018春 第1日目

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京都芸術デザイン専門学校の生徒さんたちを迎えての

インターンシップの様子。

 

 

企業に赴いて、事業内容を理解し

それを会社案内などのデザインに落とし込むというのが

今回の課題です。

 

 

はじける笑顔?

マッサンとモッサン。

 

 

弊社の場合、

ギフトという形の定まらないものの

SPから冠婚葬祭までを幅広く手掛け

取扱製品も多岐にわたるので

なかなかイメージをまとめるのが難しいところです。

 

 

ちょっと気取ってみた。COCO。

 

 

目ヂカラ自慢のチーちゃん。

 

 

この薬は「アポトキシン4869」とのこと。

さすが発想がどっぷり「コミック・イラストコース」?

 

 

 

班長は背の高い爽やか系。駆け抜ける青春ユーキ。

 

 

これから3週間。みんなでガンバロー!

 

2018.02.14 びわ湖便り

骨太の名勝 ~清澄庭園 東側庭園~

 

 

清澄庭園の東半分は回遊式の庭園です。

 

 

真ん中に大きな池を配し、

周囲にはメリハリを利かせた石や木々が並んでいます。

 

 

背景の現代的なビルさえ庭の一部として取り込んでしまうような

懐の深さを感じる作り。

豪快で美しい名勝。傑作庭園です。

 

 

ただやたらと目に付く「全国の名石」が

少々成金的な嫌味を感じさせないでもありませんが。。。

 

 

 

2018.02.14 びわ湖便り

開放スポット ~清澄庭園 西側公園~

 

 

江戸時代の武家屋敷跡が三菱財閥の岩崎家によって

見事な庭園として整備され

それが関東大震災の後に東京市に寄付され

この「清澄庭園」となりました。

 

 

清澄庭園は東西に分割されており、この写真の西側部分は

誰もが気軽に利用できる開放公園になっています。

 

 

市民の憩いの場である同時に

災害時の避難場所としても想定されているためか

広々とした開放的な空間になっています。

 

 

公園の隣には無人のドリンクスポットがあります。

こちらも単なる自動販売機コーナーとは思えない

開放的で小綺麗な雰囲気でした。

 

2018.02.13 びわ湖便り

江戸の大仕掛け ~深川江戸資料館~

 

 

清澄白河にある深川江戸資料館。

天保年間の深川の町が実物大で再現されています。

 

 

「資料館」という名前ですが

時代劇のセットかテーマパークのようです。

 

 

ついさっきまでそこに住民がいたかのような

凝った作り込みがされていて

住民の一人一人のプロ―フィールも

ちゃんと設定されています。

江戸の下町に迷い込んだかのように感じさせる精巧な仕掛けです。

 

 

一日の移り変わりが音と光で再現され、

ボランティアの方々の丁寧な説明を聞くことができます。

 

 

今から見ればほぼスラムという感じもしないではありませんが、

それは巨大新興都市としての江戸の宿命でもあったでしょう。

 

 

戦の時代が終わった江戸時代には

武士にはやることがなくなりました。

「武士」という身分だけが残って

武士としての役割は消滅してしまいます。

彼らは仕事の無い一方的な「消費者」となります。

永遠の年金受給者というか生活保護世帯というかが

一斉に世の中に出現したことになります。

 

 

本来なら農村に寄生するだけの存在に成り下がった武士は

世の中から消滅してしまってもよさそうなものですが、

社会は全く別の力学、大いなるトリックで動かされます。

 

そこに起きたのは<消費革命>です。

消費するだけの武士に農村と町人が供給し

町人たちは二次消費者として都市を形成します。

ただ消費するだけけ何も生産しない武士という階級は

消費のプロとして消費を管理する支配階級に転じます。

消費を中心とした巨大都市が

いつの間にか世の中の中心になっていたのです。

世界の図と地が入れ替わるかのような驚愕の大仕掛けです。

 

 

需要が停滞すれば火事を起こして復興需要を作る。

意味もなく喧嘩をして無駄に時間を消費する。

火事と喧嘩は巨大消費空間である江戸の華だったのです。

 

 

2018.02.12 びわ湖便り

落日コレクション 50

 

 

富岡八幡宮の落日。

表は商店街、裏は高速道路という騒々しい立地ですが、

この一瞬には静寂がありました。

 

2018年2月6日 東京にて

2018.02.12 びわ湖便り

おとぎの橋 ~八幡橋(旧弾正橋)~

 

 

ちょっとおもちゃっぽいというか工作っぽい印象のあるこの橋は

明治11年に工部省赤羽分局によって製作された

日本初の国産鉄橋であり、国の重要文化財です。

元は八丁堀にあったものが、昭和4年に

現在の富岡八幡横に移設されたものです。

 

 

架けられた当時は文明開化のシンボルだったとも言われますが、

今見ると近代化のための<試作品>という感じです。

強度計算が不十分なため無駄な部分が多くなり、

雑然として洗練されていない印象になっているのかもしれません。

 

 

このちょっと稚拙な感じのする橋を

身長150センチ台の明治の職人たちが

手作りしている姿は

ファンタジー映画に出てくるドワーフたちと

イメージが重なり微笑ましくもあります。

 

継母にいじめられるかわいそうなお姫様のために、

7人の小人たちが一晩でパパっと作った小さな橋。

ちょっと不格好だが、心優しいお姫様は

「まあ、なんて素敵な橋でしょう!ありがとう。」

とお礼を言いましたとさ。。。めでたし、めでたし

 

 

橋の下では猫が飼われていたり、

近くに幼稚園があったり、

地元の人たちの便利な抜け道だったりするこの場所は

最近は殺人事件の現場付近ということで

突然脚光を浴びたりしましたが

生々しい事件現場にはそぐわないレトロさです。

 

 

2018.02.12 びわ湖便り

浮世絵の名所 ~深川萬年橋~

 

 

隅田川につながる運河である小名木川に架かる萬年橋。

今から150年以上前、まだこの橋が木製のアーチだった頃、

この場所は浮世絵に描かれて人々を魅了した江戸の名所であった。

 

(葛飾北斎 富嶽三十六景「深川萬年橋下」)

 

(歌川広重 名所江戸百景「深川萬年橋」)

 

北斎が1830年代、広重が1850年代のものである。

大胆な構図に青い空と水面、人々の往来、そして冨士。

ともにジャポニズムの代表的な浮世絵であり、

ここが江戸の人々にとって重要な水路であり

親しみのある場所であったことが感じられる。

浮世絵を通してかつて世界的に有名であった場所ともいえる。

 

水路としての実用性と、風物としての情緒性が

一体となって庶民の生活に溶け込んでいた場所といえるだろう。

 

 

現在の橋は、昭和の初めに震災復興計画の一部として

架け替えられたもので

隅田川周辺のレトロモダンな風景のひとつである。

 

 

浮世絵のような富士山は見えないが、

ここからは「ケルンの眺め」と呼ばれる

清洲橋の流麗な姿を見ることができる。

 

 

今は北斎の浮世絵ほどの交通量はなく、

小名木川を船が通過することもないので、

わりと閑散としていて

タクシードライバーや水鳥たちの休憩所や

ドラマの撮影場所として名所になっているようである。