2016.06.11

天然記念物の岩の上で ~石山寺 夏~

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「滋賀はお寺が多い」シリーズ

今回は日本の歴史が積み重なっている名門石山寺。

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石山寺5 石山寺17 石山寺6

 

石山寺について日本史の教科書的な順番で語っていくと、

まず、国宝である本堂の建っているところは

日本列島が出来上がる過程で生まれた天然記念物の岩の上で、

そこに縄文時代の大きな貝塚があって、

石器に土器、人骨、銅鐸までの考古学が次々に出土して、

 

石山寺14 石山寺44 石山寺46

 

 

ご本尊は最古級の飛鳥仏を胎内仏とする日本で唯一の勅封秘仏で、

源氏物語を筆頭に枕草子や更級日記など平安文学と関わりが深く、

源頼朝が寄進した国宝の多宝塔があって、

豊臣の時代には淀殿が本堂を大改築して、

900年以上燃えていないので

その間に国宝や重要文化財がいっぱいたまっていて、

芭蕉や島崎藤村が好んで滞在した近江八景のひとつで、

今は紅葉の美しい日本夜景遺産で瀬田川クルーズの港です。

 

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石山寺7 石山寺41 石山寺32

 

と、一言で言おうとすると息切れしそうな歴史です。

 

そのいろいろあってポイントがぼやけてしまう石山寺で

何か一つを選ぶなら

完璧なプロポーションを誇る国宝多宝塔でしょう。

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石山寺25 石山寺13 石山寺27

どこから見ても隙のない美しさ。

 

今年は33年に一度の御開扉の年で勅封秘仏を拝めます。

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5mの大きさで迫力があります。

 

石には不思議なパワーある

のかどうかはわかりませんが

石山寺の石は縄文時代から現在まで

永きにわたり人々を惹きつけてきたようです。

 

 


 

 

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