2017.12.11

江戸っ子・びわっ湖便り ~日本橋・ここ滋賀~

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永代通りと中央通りが交差するお江戸日本橋交差点の角、

地下鉄日本橋駅の上という好立地に

滋賀県のアンテナショップ『ここ滋賀』はあります。

 

 

普通、アンテナショップはビルの一画を借りる場合が多いようですが、

『ここ滋賀』は大胆にも角地の2階建てのビルを

まるごとショップとレストランにしています。

 

 

1Fはご飯にお茶、お酒に鮒ずし、湖魚・野菜・近江牛、菓子類、

工芸品にびわこ文具などバラエティに富んだショップです。

 

 

屋上テラスには滋賀県在住の切り絵作家

早川鉄兵さんの作品をモチーフにした装飾があります。

バックにある日本橋の繁華な通りと、

絵本の世界から抜け出してきたようなのんびり顔の鹿。

ユニークな対比です。

 

 

2Fはレストラン『滋乃味』(ジノミ)。

 

 

35席くらいのコンパクトな店内ですが、

角地で窓が大きく取られているので明るく解放感があります。

 

 

滋賀を代表するグルメ、鮒ずしの3種盛りと近江牛。

「鮒ずし」と一口に言っても地域によりお店により、

味わいは変わりますが、独特の発酵臭は共通です。

 

ファストフードとジャンクフードで生活していると、

発酵食品の風味への感度は下がります。

それはおそらく<近代食>と<前近代食>の違いからくるものでしょう。

<近代食>は食材を腐敗や発酵から遮断しながら

画一的に大量生産する工業技術です。

<前近代食>は遮断できないものと共存して

利用もしていた時代の名残。伝統的で古臭くて臭いのです。