2017.10.5

ピンクの答え ~国会議事堂~

edokko9

 

 

国会といえば、権力闘争の場であり議員同士が足を引っ張り合い、

嘘と言い訳で塗り固められているかのような報道ばかりがされる。

 

 

しかしその舞台である国会議事堂をよく見ると

そんな印象とは正反対の整然とした美しい建物である。

 

 

報道写真などでは外壁は白やグレーに見えることが多いが、

使われている石材は広島県倉橋島産の桜御影(議員石)で、

実際の壁面は意外なほどやさしいピンクである。

 

 

竣工は昭和11年。築80年を越えているが、古びた感じはしない。

補修などがしっかり行われているためであろう。

 

 

この建物の色を印刷に使う4色で分解すると

黒を除く青と赤と黄色が概ね30~40%で混じり合ったものである。

それは保守、革新、中道の3色がバランスよく混じり合って、

その上で腹黒さは排除するという意味なのかもしれない。

 

 

この立派に誇り高く保たれている建物が、

真っ赤な嘘と白々しい言い訳と泥のなすり合いによる

濁った玉虫色の妥協に染められないことを

願いたいところである。

 

 

議場も立派である。もしかしたら政治の場としては

格式が高過ぎるのだろうか?

それが時代に合わなくて、政治への関心が薄れたり、

特別視され過ぎたりしている原因のひとつなのかもしれない。

 

 

議事堂には道路をはさんで前に広い庭がある。

回遊式庭園や日本水準原点や憲政記念館がある。

訪れる人は少なくて、自動販売機のジュースがちょっと安い

穴場である。