2017.02.12

100年後の聖地 ~東京ビッグサイト~

edokko9

 

ビッグサイト6

ビッグサイト8 ビッグサイト13 ビッグサイト11

 

東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、

2019年4月から2020年の11月までの1年8ヶ月もの間、

日本最大のコンベンション施設である東京ビッグサイトの利用が

大幅に制限される。

 

ビッグサイト1

 

ビッグサイトはモーターショーからコミケまで

年間を通じてありとあらゆる展示会が開かれ、

来場者が年間1600万人にも達する巨大施設である。

 

ビッグサイト7

 

日本には大型の展示会場が圧倒的に不足していると言われる中で、

その最大のものが利用できなくなる影響はかなり大きい。

 

ビッグサイト10

 

特に50万の人でごった返すコミケの参加者たちは、

大切な「聖地」をオリンピックに奪われたように感じるかもしれない。

それがもし<草の根の表現活動に対するお上による弾圧>のような構図で

曲解されるようになっていくと、

「聖地」をめぐる紛争になってしまうかもしれない。

 

ビッグサイト3

 

紛争は起きなくても

ビッグサイトを追放された

1600万の人たちは新天地を求めて流浪せざるをえないし、

年々増加するコンサートの会場からも人が溢れ出している。

2000万を超えるインバウンドはこれからも加速して、

引退したシルバーの旅行者たちも激増していく。

 

ビッグサイトを起点とし

2020年に向かって民族の大移動が起き、

それは人と産業の枠組みを大きく変化させるかもしれない。

 

なんといっても日本は人口減少で人手不足なのである。

ウーバーも民泊も

自動運転もロボットホテルも

ダイバーシティ―も地方分権も

本格的に総動員していかざるをえない。

 

ビッグサイト2

 

そんな混乱を乗り越えて

一極集中の弊害の克服や生産性の向上が進めば、

日本は今よりもう少し住みやすい場所になるだろう。

それは一過性のオリンピック景気より

ずっと未来のためになることだ。

そして

起点となるビッグサイトは

社会構造改革はじまりの「聖地」として

100年後に語り継がれるようになる・・・

 

のかもしれない。

 

ビッグサイト