2016.12.8

発達障がい者の雇用に向けて

プリント

 

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現在開催されている(2016.12.1~12.11)

「障害者の社会参加を支援する企業展示会」において

出展者を対象としたワークショップが開催されました。

 

前半は障がい者の雇用支援をされている

株式会社エンカレッジの窪代表による講演。

後半はその講演を踏まえてのグループ討議でした。

 

「発達障がい」というのは定義するのが難しいものです。

身体障がいのようにストレートに障がいが目に映らないので、

目の前に障がい者本人がいても理解がしにくいものです。

理解されにくいので何となく周囲から浮いてしまって、

職場などに居づらくなります。

 

逆にその特性さえ周囲に理解してもらえれば

仕事をするのに支障がなくなります。

この場合「障がい」とは<無理解>の裏返しでしかありません。

実際「発達障がい」であることを理解してもらった場合の

職場での定着率は90%近いとのデータもあります。

(理解がない場合は、ほぼ確実に仕事が続きません)

 

もちろん、障がいとは別の個人の適応というのもありますから

障がいに関する理解があるからといって

仕事がすべてうまくいくというわけではありませんが、

様々な障がいに関する幅広い理解は

社会を円滑に動かすために必要なものです。

 

いわゆる「障害者」でなくても

働く上で大きなハンデがある人は極めて多いものです。

代表的なのは子育てや介護のある人たちで、

その人たちは時間的な制約は大きいし

突然休まなければならないことも多いです。

それが仕事を続けていく上で

「障害者」の「障がい」よりも障害になることも

あります。

 

ですから、「障害者」を特殊化するのではなく

社会にある様々な「障害」の

それぞれの局面として

普遍的に理解し直すことが

「障害者」であるかどうかに関わらず

社会全体を働きやすい環境に変えていく

第一歩になるのではないかとも思います。

 

「発達障がい」に関して言えば

働く上で障害となるのは

コミュニケーションに関する事が多いと言われます。

しかし、コミュニケーションが障害になるのは

障がいのあるなしに関わらず

社会一般、人間一般の常です。

ですから考えるべきなのは

障害の特殊性ではなく

障がい者も外国人も高齢者も含めた

ひとつの社会を貫く

ユニバーサル・コミュニケーションの在り方を考え

その考えを更新していくことでしょう。

 


 

 

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